◆ベランダガーデニング＞初心者のベランダガーデニング＞ハーブの種まき方法
★Go！店長の初心者に贈るベランダガーデニングレッスン(極意） Leaf8
【グリーンフィンガーへの道】の第8回目です。タネの播き方についてお話します。
初心者でも簡単に出来るように、カンタン種まきの方法です。
種の播き方は、基本的にバラ播き・スジ播き・点播きの3種類。
さらには、ベランダガーデニングの場合は、プランターや植木鉢など育てる
栽培容器に直接タネを播く方法【直まき】がお勧めです。
| ■バラ播き |
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タネが重ならないように播きます。紙を二つに折り、その紙の上に種をのせて播くと播きやすい。種が決して重ならないように種と種の間隔を適度にあけて播く。芽が出て隣同士の芽や葉が重なり合ってきたら間引きします。ベランダガーデニングでは、移植しないでそのまま育てる直まきでバラ播きがお勧めです。 |
| ■スジ播き |
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指で線を引きその線に沿って、種が重ならないように適度な間隔（同じ間隔）をあけて種を播きます。芽がでて葉が重なり合ってきたら間引きします。 |
| ■点播き |
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一定の間隔でくぼみをつくって、そのくぼみに数粒ずつタネを播きます。タネの粒が大きい植物に向いているとされています。 |
ハーブの中には、種まきしてすぐに芽が出るものや
なかなか芽を出さない頑固者ハーブもあります。
ハーブの特徴によって芽の出るタイミングが異なります。
例えば、
ローズマリーは、芽が出るまで時間が掛かります。
チャービルやイタリアンパセリなども
少し時間が掛かる場合もありますので待つことも必要です。
一方でバジルやルッコラなどは
芽が出るのに時間が掛かりませんので初心者のベランダガーデナーにも安心ですね。
■芽がでるまで少し時間がかかるイタリアンパセリ■
■種をまく土
種には、発芽・発根するまでの養分は、種の中に蓄えられています。
種をまく土には、肥料分がないほうが良いとされています。
栽培土は、数種類をブレンドしたり水はけの為に鉢底石を敷いたりと、
ガーデニング初心者には、わかりにくいことも事実です。
では、どんな土を使えばいいのか？
それは、当店、カルセラSHOPでベランダガーデニング用に開発したカルセラです。
カルセラ以外にブレンドする必要はなく、
カルセラだけでベランダガーデニングを始められるのです。
カルセラには、肥料分がありませんので
発芽にも良い影響があり、その植物に見合ったタイミングで
液体肥料などを与えればよいのです。
種には、発芽後しばらくは、肥料などが無くても育つことができます。
小さな芽のうちから肥料を入れると
肥料に負けて枯れてしまうこともありますので注意が必要です。
ハーブの種類によっては、移植を嫌がる種類のハーブもあります。
移植を嫌うハーブは、ナスタチュウム・チャービル・ディル・パセリなどがあります。
ベランダガーデニングは、限られたスペースでのガーデニングですから
育てるプランターや容器を決めて直まきして移植することを少なくすることをお勧めします。
■種に土を被せる？被せない？
種は、光を好む好光性種子（こうこうせいしゅし）と
嫌光性種子（けんこうせいしゅし）があります。
漢字を見れば、お分かりだと思いますが光を好むか好まないか？
つまり土を被せるか被せないか？の目安になります。
光の影響を受けない中間性の種もあります。
ベランダガーデニング初心者の方は、特に気にしないで大丈夫です。
種をまいたままで問題がありません。
■間引きについて
間引きの方法をよく質問されることがあります。
間引きのタイミングや残す芽と抜き取る芽の判断の方法についてです。
基本的な考え方として、間引きのタイミングは、隣同士の芽が重なり合ってきたらです。
そして、段階的に行います。
例えば、芽が出て本葉が出始めたら隣同士の本葉が重なり合ってきたから間引きします。
そして本葉が５枚〜６枚と揃ってきたころに隣同士の葉が重なり合ってきたから間引きする。
このように、間引きは、一回ではなく段階的にするとよいでしょう。
次に残す芽と抜き取ってしまう芽の判断方法です。
最初の間引きのタイミングは、本葉が出揃って葉っぱが重なり合ってきたときです。
葉っぱが小さかったり、葉っぱの形がいびつなものは、抜き取ってしまいます。
良い芽は、小さくてもしっかりと育ち、葉の形やつやのよいものを残します。
間引きをすることで風通しがよくなり、日光も隅々まで届くようになります。
 ■本葉が出揃った間引き前■
■スッキリと間引き後■
春は、ベランダガーデニングを始めるのに最適な季節です！
ベランダガーデニング初心者でも育ててお料理に使ってカンタンに楽しめるハーブ栽培。
まずは、種をまいてみる所から始めませんか？
容器（植木鉢）を決めて、カルセラにバラ播きして、
移植がめんどうなので直まきして。。。段階的に間引きして。。。
どうですか？カンタンそうではありませんか？
ベランダガーデニングでハーブを種から育てる。ぜひお試しください。
今回のベランダガーデニング上達の極意
初めてのベランダガーデニング！
種から育てることは、簡単です。
バラまき・直まき・間引きをマスターしましょう。
2012/03/09
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